第15巻3641番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3641番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3641番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (熊毛浦舶泊之夜作歌四首) |
原文 | 安可等伎能 伊敝胡悲之伎尓 宇良<未>欲理 可治乃於等須流波 安麻乎等女可母 |
訓読 | 暁の家恋しきに浦廻より楫の音するは海人娘子かも |
かな | あかときの いへごひしきに うらみより かぢのおとするは あまをとめかも |
英語(ローマ字) | AKATOKINO IHEGOHISHIKINI URAMIYORI KADINOOTOSURUHA AMAWOTOMEKAMO |
訳 | 明け方頃、故郷の家が恋しいとき、浦の辺りから舟の梶音が聞こえてきた。あれは漁民の娘子(をとめ)たちだろうか。 |
左注 | – |
校異 | 末 未 [万葉集古義] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、山口、上関町、望郷、叙景 |